子や孫に自慢できる仕事
工事部次長
小林 正人 Masato Kobayashi
一級土木施工管理技士
苦労した分、実感沸く
携わった仕事の一つに国道411号にある柳沢第一トンネルがあります。甲州市から東京都の奥多摩へ抜ける、柳沢峠の急なカーブの多い山道の緩和を目的として造られたトンネルです。
トンネルを造るには山のどの部分に穴を開けて発破を仕掛ければよいのか、どのように掘り進めればよいのかなど経験と技術が求められます。本来はレーザーを使用して行う測量も、カーブがきついためすべて手作業で測量していったのも今は良い思い出です。苦労した分、完成した際の喜びや実感は思いのほか大きくなります。
進化する業界環境
現場監督の魅力は、予算の組み立てから下請業者選定、工程など自分ですべてを決められることです。複数の企業と共同で仕事を進める機会も多く、人との出会いが多いのも特徴の一つです。建設に携わった県内各地のトンネルや橋、道路などを見た娘から「すごいね!」と言われた時には照れましたが、嬉しかったですし、改めて自分の仕事に誇りを感じました。やがては孫にも見せたいです。
IT化が進む社会の中、建設業界も例外ではありません。機械化、電子化が進み業界のイメージは向上しています。さらに、働き方改革などの波によって工事現場での働き方も変わってきています、以前では考えられなかった週休2日が当たり前になりました。風通しがよく、私生活を充実させることができる環境もつくってもらえる会社です。「ものづくり」に少しでも興味があればきっと満足できるはずです。